自作小説,転生幼女の無双国家〜『魅了』スキルで優秀な部下を増やしてたら、無敵の軍勢が出来てました〜

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 パーナマイト城、地下室。

「……これですべてそろった」

 怨念球の力を手に入れるため、エマは儀式の準備を行っていた。

 魔法陣を描き、その真ん中に怨 ...

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「全部……思い出した……」

 マナは転生する直前の記憶までを全て思い出した。

「何でこんなに大事なことを忘れてしまっていたんだろう……」

 マナは自分 ...

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 それからエマとマナは、ポーラハム村の殺戮を行ったプラニエル二軍を全員殺したが、それでもエマの恨みが晴れることはなかった。

 むしろ時間の経過と共に、徐々に恨みが深まっていっ ...

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 ――――同じ目に遭わせてやる

 そう宣言して飛び去ろうとする、エマをマナは止めた。

「待って!」
「マナ、お前の頼みでもこれだけは聞けん。私は復讐をする ...

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「良かったねー、戦いから解放されて」

 非常に嬉しそうにしているマナとは対照的に、エマは浮かない表情をしていた。

「どうしたの?」
「……本当にあんなにあ ...

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 それから数年後――――

 戦況は人間側が有利であったが、魔族も一方的にやられていたわけではなく、重要な拠点を攻め落としたり、人間の軍隊を罠にはめ、殲滅したりとやり返してはい ...

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 それからマナとエマは、一緒に行動することが多くなった。

 両者ともほかの隊員たちからは、煙たがれていたが実力は高いため誰も文句を面と向かって文句を言う事は出来なかった。

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「あいつは何なんだ……」

 自室の中、ベッドに横たわり一人エマは呟いた。

 プラニエルに入隊してから、エマはマナに頻りに話しかけられていた。

 その度 ...

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 ――――500年前。

 人間と魔族の大戦『第四次人魔大戦』が起こっているまさにその時代にマナは誕生した。

『第三次人魔大戦』で、人間と魔族、両方に甚大な被害が出 ...

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 神殿の中をマナは歩く。

 黄色い石で出来た古びた床、謎の模様が刻まれた柱、戦士や農民など色々な職業の者を象った石造、どれも見覚えのあるものばかりだった。

「…… ...

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