今週のおすすめWEB小説3選【2020年11月21日】
今日紹介する作品は『白銀の獅子はお昼寝令嬢を溺愛中』、『エクセプション ~復讐とは殺す事か、見返す事か~』『そうです、俺がネクロマンサーです!』の三作品です。
自薦、他薦受け付けております。当サイトで紹介してほしい方はこちらをお読みになり連絡してください。
白銀の獅子はお昼寝令嬢を溺愛中(異世界恋愛/小説家になろう)
作者は伊月ともや先生です。ジャンルは異世界恋愛。文字数は約9万文字。小説家になろうで連載中の作品です。
主人公の令嬢ユティアは、お昼寝が趣味で、高い才能を持っているのに、お昼寝以外に興味がない、マイペースな性格をしていた。ある日いつものようにお昼寝をしていると、銀髪の青年ルークヴァルトに出会う。意気投合して、お昼寝仲間になるが、実はルークヴァルトの正体は国第二王子で……。
女性が主人公の異世界恋愛作品です。文章がとても綺麗で読みやすい作品です。作家の伊月ともや先生は、書籍化されているプロの作家さんなので、文章のレベルの高さは流石でしょう。
恋愛ものとしてのストーリーもとてもいいです。恋愛に関してあまり知識のない二人が、徐々に心を縮めていくという流れで、微笑ましく読めます。主人公のキャラがとても良く、コメディとして笑えることのできる作品でもあると思います。
女性が好きな異世界恋愛作品を好きな方、ぜひ読んでみて下さい。
作品ページはこちらになります。
そうです、俺がネクロマンサーです!(異世界転移ハイファンタジー/小説家になろう)
作者は平塚うり坊先生です。ジャンルはハイファンタジー(異世界転移)。小説家になろうに連中の作品で、文字数は約40万文字です。
いつも通りの朝、いつも通りにホームルームが始まろうとしていたところ、突然見知らぬ場所に飛ばされてしまった主人公。そこは単に見覚えがないだけじゃなく、ステータスやスキルが存在するまるでゲームのような世界だった!
『あなたの職業は死霊術師です。さあ、冒険の始まりだ!』
「悪役じゃねコレ?」
いきなり始まったサバイバル生活。恐ろしい獣たちがひしめく中で新米ネクロマンサーは生き延びるために奮闘する!
あとついでにクラスメートたちも探す!
そういう感じのお話です。
そうです、俺がネクロマンサーです!
異世界転移系の作品です。
文章のテンポがとてもいい作品です。するすると読むことが出来ます。主人公のキャラクターが良いため、好感を持つことが出来ます。
ストーリーは、最初は弱い主人公が徐々に強くなっていくという感じです。「蜘蛛ですが、何か?」「転生したらドラゴンの卵だった」などの作品に人外転生ではないのですが、似ているところがあると思います。
序盤仲間になるのは、人間ではなくゾンビの犬や猫など、魔物系が仲間になっていきます。
安易なハーレムや無双はない作品です。徐々に強くなっていく作品が好きな方には、おすすめします。
作品ページはこちらです。
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エクセプション ~復讐とは殺す事か、見返す事か~(ハイファンタジー/小説家になろう)
作者は黒蓮先生です。ジャンルはハイファンタジー。文字数は約70万文字。小説家になろうで連載中の作品です。
血筋と才能に縛られた世界で【速度】という、それ単体では役に立たないと言われている〈その他〉に分類される才能を授かったダリア。その才能を伯爵位の貴族である両親は恥ずべき事とし、ダリアの弟が才能を授かったと同時に彼を捨てた。
それはダリアが11歳の事だった。
雨の中打ちひしがれて佇んでいたダリアはある師に拾われる。自分を拾った師の最初の言葉は『生きたいか、死にたいか選べ』という言葉だった。それまでの人生を振り返ったダリアの選択肢は生きて復讐したいということだった。彼の選択を受け入れた師は彼にあらゆることを教えていく。
やがて師の元を離れる際にダリアはある紙を受け取り、それと同時に再度の選択肢を投げ掛けられる。彼が選ぶ復讐とは・・・彼が世界に及ぼす影響とは・・・
エクセプション ~復讐とは殺す事か、見返す事か~
なろうで流行している追放系の作品の一種です。自分を捨てた両親に復讐する、という目的を持ちながら話は進行していきます。
主人公は【速度】という才能の力で、普通の人より強くなるのが早く、割とあっさりと強力な力を手に入れていきます。冒険者として活躍したり、学園に行ったりします。ストーリーの流れ自体はテンプレなろう作品と大きな違いはありませんが、文章が読みやすく、設定に独自性があるため、楽しく読めると思います。
ランキングなどにあるなろう追放物作品に比べると、話しの進行が若干遅いように感じました。私としては、ランキングにある作品の方が、展開が早すぎると思っていたので、この作品のようにじっくり書いたほうが感じました。この辺は人それぞれ好みがあるところだと思います。
文章はそれなりに読みやすいですが、特筆すべき特徴があるわけではありません。
追放系が好きな方は読んでみてはいかがでしょうか。
作品ページはこちらになります。
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