おすすめなろう系マンガ(男性向け)

2020年11月11日

今、WEB漫画業界では、小説家になろう発作品原作のコミカライズが物凄く流行っています。以前まではヒットしか作品だけがコミカライズできるという感じでしたが、今は書籍版を出す前か同時にコミカライズを開始するというケースが多くなってきています。乱発しているというわけではなく、しっかり売れているという印象です。私自身も書籍化した六作品のうち四作品がコミカライズされております。

なろう系小説は、コミカライズになるとさらに魅力が引き出されているという印象が受けます。原作は全然面白いと思わなかったけど、コミカライズは面白く読めた、という作品もいくつかありあました。なろう系が苦手な方でも、コミカライズは面白いと思うかもしれませんので、読んでみてはいかがでしょうか。

今日はおすすめのなろう系コミカライズを紹介していきます。

なお、小説家になろう必読の傑作集で紹介した小説のコミカライズは、今回の記事には入れていませんが、同じくらいおすすめです。この記事を読んだと、必読の傑作集の記事も読んでみて下さい。

こちらの記事は男性向けですが、女性でも楽しめるとは思います。

女性向けなろうコミカライズが読みたい方はこちら

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理想のヒモ生活

原作は小説家になろうの元累計一位作品だそうです。異世界召喚された主人公は、好みドストライクの褐色爆乳美女に結婚を申し込まれる、というあらすじです。

この作品の一番の魅力は、緻密な政治描写にあります。異世界の政治情勢を細かく設定してあり、非常に面白いです。普通のなろう作品にはない魅力がある作品だと思います。

タイトルにヒモ生活とありますが、主人公は結構仕事してます。結婚することになったヒロインは異世界の女王なので、主人公は貴族たちの相手をしたりしなければなりません。ただ嫌々しているという感じではなく、結婚したヒロインのためにやっているという感じです。

ちょっぴりHなシーンもあります。表紙の褐色美女がヒロインです。ヒロインのキャラデザがお気に入りなら、ぜひ購入してみて下さい。

四度目は嫌な死属性魔術師

修学旅行中船が沈みクラスメイト達と共に、異世界に転生した主人公だったが、神の手違いで、自分だけ何の加護もスキルもなく異世界に転生することになる。散々酷い目にあげく、主人公は死亡する。その後、さらに次の世界に転生することになる。四度目の転生はごめんだと思いながら、主人公は異世界生活を送る、というストーリーです。

ハードな展開が多い作品です。特に序盤は主人公が酷い目に遭いまくります。物凄く可哀そうで、感情移入できる展開となっています。主人公のキャラデザが独特なのですが、個人的には可愛いと思います。ぬるい展開があまり好きではない人は、読んでみて下さい。

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

女尊男卑の乙女ゲー世界に主人公が転生し、ゲームの知識を生かしながら悪戦苦闘していくという作品です。

この作品の主人公は中々いい性格してます。主人公が敵を煽りまくるところは笑えるし、スカッとも出来ます。コメディとして非常に面白い作品だと思います。浮遊大陸があったり、SFっぽい兵器があったりと、独特な世界観も魅力です万人受けする作品だと思いますので、ぜひ気になった方は読んでみて下さい。

シロクマ転生 森の守護神になったぞ伝説

主人公がシロクマに転生し、森で神様扱いを受けていくという話です。

主人公と一緒に生活することになった、ウェアウルフ(狼耳の種族)の少女たちが非常に可愛いです。主人公もシロクマなので、もふもふ描写がたくさんあります。獣人系のキャラが好きという方は、読んでみてはいかがでしょうか?

モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

突如現実世界が、モンスターが現れ、スキルがあり、レベルのある世界に変化した。めちゃくちゃになった日本で主人公が愛犬と一緒に生きていく、というストーリーです。

モンスターが現れたせいで、都市機能が完全にマヒし、平凡な現代の社会が生きるか死ぬかのサバイバル状態になります。ゾンビ映画みたいな感じですね。サバイバル作品には重要な緊迫感を感じることのできる作品です。サバイバル作品が好きな方には特におすすめします。

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魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

アニメ化もしている大ヒット作品です。魔王であるアノスは二千年後の世界に転生し、子孫たちの学校に通う、という作品です。タイトル通りです。

主人公アノスが圧倒的な力で無双する作品ですが、ぶっ飛んだ描写が多いため、思わず笑ってしまいます。コメディが強い作品だと思ったら、感動できる展開もあります。全体的に作品として完成度が高いという印象です。俺TUEEE系が好きな方に特におすすめです。

現実主義勇者の王国再建記

異世界に召喚された主人公カズヤは、召喚した国王に現代の知識を生かした富国強兵策を提案。すると、国王から王位を譲渡される。異世界の国王になり、カズヤは国家の再興を目指す、というストーリーです。

突拍子もない導入ですが、真面目に内政をやっている点が面白いです。アニメ化も決まるほど人気になっていることから分かるとおり、内政物として間違いなくハイクオリティな作品です。ヒロインも可愛いです。国家運営物が好きな方には是非とも読んでいただきたい一作です。

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが

主人公高遠夜霧は、修学旅行の途中バスごと、異世界に転移する。夜霧には、死ねというだけで、どんな相手でも即死させるというチート能力を持っていた、というあらすじです。

異色の作品ですただのチート物かと、タイトルを見て思われたかもしれませんが、そうではありません。通常のなろう作品で無双してそうな設定のキャラを、死ねの一言で殺していくので、アンチなろう的な作風であるといえます。偉そうに威張っているキャラクターを、あっさりと倒す描写はスッキリして面白いです。また、主人公もあくまで自分か仲間の命を脅かす存在だけをチートで殺していくので、特に不快感はありません。なろう系作品をたくさん見ている方は、笑える作品だと思うので、おすすめします。

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい

大好きなアニメのキャラに転生した主人公。転生したキャラは、アニメの主人公……ではなく、豚公爵という嫌われキャラに転生することになった。豚公爵はアニメではバッドエンドを迎えてしまうので、主人公はアニメを見て得た知識を使い、バッドエンドを回避しようと努力する、というストーリーです。

豚公爵が見た目は太っていますがかっこいいです。戦闘シーンは画力の高さも相まって迫力があり、主人公が強いため非常にかっこよく感じました。ヒロインに一途なところも良いと思います。迫力のある戦闘シーンが好きな方は読んでみて下さい。

努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く

あらすじは、日常的に魔法が使われている異世界に転生したアッシュは、魔法に強いあこがれを持った。しかし、魔法が使えない落ちこぼれだったため、アッシュは死に物狂いで練習をし魔法を習得しようとする。魔法はいつまで経っても習得できなかったが、その代わり、魔王をワンパンで倒すほど武闘家として強くなっていた。

キャラがいい作品です。主人公のアッシュはひたすら真っすぐに魔法を使えるようになるため、努力をしていきます。性格も優しく、好感が持てます。なろう主人公は、若干ひねくれているキャラが多いので、受け付けないという人がいるかもしれませんが、そんな方にもおすすめできます。ヒロインも主人公とおなじく、真っすぐないい奴キャラが多いです。性格の悪いキャラがいないという作品です。コメディとしても面白い作品だと思います。万人受けするタイプの作品ですので、興味を持たれた方は買ってみてはいかがでしょうか?

望まぬ不死の冒険者

冒険者であるレントは、運悪く迷宮の奥で強力なドラゴンに出会い、敗北。気づくとスケルトンになっていた。このままでは街に入れないと思ったレント、魔物は存在進化するということを思い出し、肉のある体を手に入れることを目指し、迷宮の探索を始める、というストーリーです。

画力が物凄く高い作品です。最初に出てくるドラゴンの絵は迫力満点です。スケルトンになりながらも、人間たちを助ける主人公に凄く好感が持てます。どんどん存在進化を重ねて強くなっていくストーリーもいいです。画力を含め、ハイクオリティな作品ですので、万人受けする作品だと思います。興味を持たれた方、読んでみて下さい。

治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~

勇者召喚に巻き込まれ、異世界に転移したウサト。彼の適性は治癒魔法使いだった。ウサトに目を付けた、救命団の女団長によって、ウサトは地獄の訓練を受けさせられる。ウサトは治癒魔法使いでありながら、戦場の最前線に出ることになる。

異世界に来て一生懸命人を救おうとする主人公の姿に好感が持てる作品です。巻き込まれて異世界転移するタイプの作品は、巻き込んだ勇者がクズであるという作品が多いですが、この作品は勇者側も好感が持てます。女勇者の犬上先輩は非常に面白いキャラです。通常のなろう作品とは違い、露骨なチートはあまりない作品ですので、チートがあまり好きじゃない方におすすめします。

暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに高いのだが

あらすじは、クラス転移に遭った主人公、織田昌は影が薄く、平凡な職業である暗殺者を付与された。しかし、なぜかステータスが勇者よりも凌駕していた。

シリアスな展開が魅力の作品です。タイトルだけ見ると、弱そうな主人公が実は最強で、ひたすら無双する、みたいな展開を想像する人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。主人公は確かに強いですが、無双するほどではありません。仲良くなった異世界の騎士団長が殺されたり、クラスメイト達が洗脳されたりと、シリアスな展開が多いです。色んな謎がある作品ですので、続きが気になります。シリアスな作品が好きな方におすすめします。

二度目の人生を異世界で

94歳で大往生してして亡くなった主人公蓮弥は、神様っぽい幼女にお願いされて、異世界で二度目の人生を送ることになる、というストーリーです。

チートな能力を持って無双して行くという、王道的な異世界転生作品です。最初に主人公の前世の記憶がないという状態から、徐々に何者だったのかが開かされていくという流れになるので、続きが気になるストーリーです。画力も高く、漫画としての読みやすさもあります。王道なろう作品が好き、という方は読んでみてはいかがでしょうか。

宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する

宝くじで40億が当たった主人公一良。金の匂いを嗅ぎつけてきた、親戚たちから逃げるため、先祖代々伝わる古い屋敷に逃げる。屋敷を調べている見ると、一室が異世界と繋がっている通路になっていることを発見する。異世界の村は生活の水準が低いため、一良は40億円を使い、現実世界で物資を大量に購入して、異世界に持ち込み、発展させていく。

村を発展させていく描写が面白いです。主人公は40億持っているとはいえ、特殊な魔法が使えるわけでなければ、チートなスキルを持っているわけではありません。あくま現実世界の物資を持ち込んで、村を発展させていきます。主人公の人柄も良く、村人たちからは神様のように扱われていきます。村が徐々に発展していく描写が好きな方は、読んでみください。

LV999の村人

生まれつき役割が決定している世界。世界にはレベルという概念があり、ほとんどのものが1-5の間程度しかない。そんな世界にLVが999ある村人が存在した、というあらすじです。

なろう系作品にしては珍しくテーマ性を感じさせられる作品です。よくあるなろう系作品のアンチテーゼが含まれています。ストーリーには多くの謎があり、続きが気になる作品です。テーマ性がある、一味違うなろう作品読みたいという方におすすめする作品です。

盾の勇者の成り上がり

異世界に召喚された尚文は、仲間に裏切られ全てを失い犯罪者扱いを受けることになる。人を信じられなくなった尚文は、獣人の少女を奴隷として購入する、というストーリーです。

感動できるストーリーが魅力的な作品です。主人公は、やってもいない罪をきせられ、異世界中の人々からクズ扱いを受けるという理不尽な状況に陥ります。そんな状況の中、徐々に救われていくというストーリーは、感動出来ますし、スッキリすることも出来ます。ヒロインもかなり可愛いです。アニメ化もしている作品ですので、クオリティは高いです。ぜひ読んでみてください。

金色の文字使い―勇者四人に巻き込まれたユニークチート―

ぼっち高校生である主人公丘村日色は、クラスのリア充四人に巻き込まれ異世界に転移した。日色は書いた文字を具現化する文字魔法を持っていた、というストーリーです。

主人公日色の性格が面白いです。かなり変わり者で、そりゃボッチになっちゃうな、という感じの性格です。なろう系主人公は、あまり個性のない場合が多いので珍しいと思います。ストーリーはよくあるなろうテンプレです。ただ、主人公はチート能力を持っていますが、苦戦することなほど無双する、というほど圧倒的に強いわけではないです。無個性主人公が、あまり好きでない方は、ぜひ読んでみて下さい。

転生したらドラゴンの卵だった~イバラのドラゴンロード~

ある日目覚めたら、ドラゴンの卵になっていた主人公。襲ってくる魔物たちと戦い勝利を収めると、小さなドラゴンに進化した。生き残るため、何とか魔物たちを倒しレベルアップし、進化していき、最強を目指す、というストーリーです。

戦闘描写が面白い作品です。画力があり、漫画としての演出にも優れているため、迫力があります。戦いに勝つたびに強くなっていくのは、ワクワク感が強いです。これからどう進化していくんだろうと、続きが気になってきます。人外に転生する作品が好きな人には、ぜひ読んで欲しい一作です。

転生したら剣でした

異世界に剣として転移した主人公は、フランという獣人の奴隷少女に拾われる。少女は主人公を装備して、奴隷商を倒し、晴れて自由の身に。フランは剣である主人公を師匠と呼び、冒険者になる、というストーリーです。

画力が高くストーリーも感動できる、クオリティの高い作品です。主人公を拾ったフランは、非常に可愛いです。なろう系の女キャラの中でも上位に入る可愛さです。なろう発の有名作品である、転スラのような設定もいくつかあります。転スラが好きな人は読んでみて下さい。